ジスロマックの主成分について

細菌のイメージ
まずジスロマックは、マクロライド系に分類される抗生物質なのですが、この系統の抗生物質には、細菌のタンパク合成を防ぐ作用があります。
細菌は生物ですから、タンパクで作られています。
その合成を防ぐということは、細菌が生命を維持できなくなる、つまり死滅するということです。
もちろん増殖も防がれます。
そのためマクロライド系の抗生物質を服用すると、感染症が悪化しなくなったり、感染症にかかりそうな時にはそれを予防できたりします。

次にジスロマックの主成分についてですが、これはアジスロマイシン水和物です。
これは、グラム陽性菌に対して特に強い殺菌作用を発揮します。また、一部ですがグラム陰性菌に対しても有効です。
上記以外の細菌にはあまり強く作用しないのですが、それがゆえに安全性が高く副作用の少ないことが特徴となっています。

そのためアジスロマイシン水和物から作られたジスロマックもまた、とても安全性の高い抗生物質として親しまれています。
感染症にかかった場合に、最初の抗生物質として処方されることが多いです。
また主成分がジスロマックと同じであるジェネリック医薬品(アジー)はジスロマックに比べて価格が安いので置き薬として用いるならばこちらを利用する方もいます。
まずは効き目がマイルドなジスロマックやアジーを試してみて、効果がないようなら、徐々に強く作用する別の抗生剤を処方するといった具合です。